再生利用
再生利用・再資源化・材料再生・マテリアルリサイクル Recycle(リサイクル)について
ゴミを原料として利用すること。「再資源化」や「再生利用」とよばれることもある。使用済み製品や生産工程から出るゴミなどを回収したものを、
利用しやすいように処理し、新しい製品の原料として使うことをめざす。


再生利用されている代表的なもの(産業廃棄物)

   ○再生利用率が良いベスト10
1位ー鉱さい 80%が再生利用・20%が最終処分
2位ー金属くず 80%が再生利用・20%が最終処分
3位ー動物のふん尿 75%が再生利用・4%が最終処分・21%が減量率
4位ー建設廃材 71%が再生利用・29%が最終処分
5位ーばいじん 53%が再生利用・24%が最終処分・23%が減量率
6位ー紙くず 50%が再生利用・8%が最終処分・42%が減量率
7位ー動植物性残渣 48%が再生利用・19%が最終処分・33%が減量率
8位ー動物の死体 41%が再生利用・49%が最終処分・10%が減量率
9位ーガラスくず及び陶磁器くず 37%が再生利用・60%が最終処分・3%が減量率
10位ー燃殻 35%が再生利用・44%が最終処分・21%が減量率


  ○再生利用率が悪いベスト5

1位ー廃アルカリ 6%が再生利用・6%が最終処分・88%が減量率
2位ー汚泥 7%が再生利用・15%が最終処分・78%が減量率
3位ーゴムくず 16%が再生利用・64%が最終処分・20%が減量率
4位ー廃酸 20%が再生利用・19%が最終処分・61%が減量率
5位ー繊維くず 20%が再生利用・22%が最終処分・58%が減量率


 ゴミをお金にかえましょう。
    アルミをお金に換えましょう。アルミニウムでてきているものは、ビールの缶・ジュースの缶・アルミサッシなどです。缶類はゴミ袋を買ってアルミ缶やスチール缶(鉄製)と混ぜてゴミに出すのが普通です。しかし、アルミ缶とスチール缶に分類することで価値が出ます。アルミ 1kg当たり90円から100円ぐらいの単価で買い取ってくれるからです。(金属の相場の変動により単価も変動します。)また、缶の種類に関係なく「リングプル」(わっか)の部分はアルミでできていますので、リングだけを集めて学校に持っていった方もいることでしょう。アルミ缶のジュースしか飲まないこだわりと、小さなことでも継続していけばお金になります。ちなみに私の場合は、木くずの処理の許可を持っていたので解体の木材を受け入れていました。するといろんな金属がついてきます。それを種類別に選別してアルミサッシとアルミ缶で一度に10万円くらい買い取ってもらったことがあります。アルミ缶の100sで一万円ぐらいですが、100sのアルミ缶は相当なボリュームになります。アルミ缶(350ml缶)5本で約100gで1円になります。まずは1kgためてみましょう。街を歩きながら清掃活動すぐたまります。
   鉄をお金に換えてみましょう。基本はアルミ缶と同じです。重い分すぐ1kg貯まります。でも、アルミと決定的に違うのは単価です。これも相場によって変動しますが、1kgが10円くらいです。私の場合は、コンクリートの中に鉄筋が入っていますのでそれを選別して買い取ってもらっています。継続してはいってきますのでいいお小遣いです。スチール缶も袋に入れて保管して買い取ってもらいます。スケールの違いこそあれ家庭でも同じことです。まず10sためてみましょう。磁石を使うと選別は簡単です。
   銅をお金に換えてみましょう。家の板金の材料としてけっこう使用されています。また、電気の線は銅です。銅はけっこう重いので集まればけっこうたのしみです。また、単価も1kg当たり相場によりますが150円以上にはなります。電気の線はビニールがかぶっていますが金属商によっては値段が安くなりますが引き取ってくれます。銅と接する機会があれば試してください。私の場合は、お寺の解体の際に銅板がけっこう入っていたので選別して10sぐらい貯めて金属商に買ってもらっていました。
  買ってもらう前に金属商に単価や選別(水洗いの有無・長さ・不純物の付着状況など)条件を確認すること。それから高く買ってもらうためにゴミを選別および保管するようにしましょう。不純物が多いと安くなります。微々たるものですが継続すればけっこうおもしろいものです。また、ものの見方がかわります。実行した方は必ず「空き缶」が気になります。


中間処理
私が事業として行っていることをご紹介します。コンクリートやアスファルトを小さく砕いて砕石として再利用すること。木くずをチップにして再利用すること。その過程で発生した副産物を再利用することです。このように廃棄物を処理することにより、無害化することを中間処理といいます。その方法が「選別」・「破砕」・「中和」などです。副産物の中には再利用できないものも発生します。そのような廃棄物は、焼却又は最終処分場への埋立処理とされます。
選別
破砕
中和

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